1972年に日本リトルシニア協会として発足。「リトルシニア」とは「リトルリーグのお兄さん」という意味で、リトルリーグを終えた選手たちがそのまま中学生になっても硬球を握れる場所、少年野球時代に軟式野球をやってきた選手が、高校野球に向けて硬球を握って練習できる場所としてスタートいたしました。
2005年にはリトルリーグと合併し、「公益財団法人全日本リトル野球協会」として財団法人になりました。「野球を愛する中学生に、硬式野球を正しく指導し、国際的スポーツマンとして強健な身体と健全な精神を涵養すること」が委員会の理念です。
2012年、公益法人制度改革に伴い、リトルリーグと分離しリトルシニア単独の「一般財団法人日本リトルシニア中学硬式野球協会」を設立しました。
チームは年々増え、連盟も関東、関西(四国、中国を含む)から、北海道、東北、信越、東海、九州に広がり、現在は沖縄以外の42都道府県、7連盟(2012年12月1日現在)が活動、約2万人の選手たちが所属しています。
●北海道連盟…35チーム
●東北連盟…54チーム
●関東連盟…212チーム
●信越連盟…45チーム
●東海連盟…43チーム
●関西連盟…127チーム
●九州連盟…36チーム
計552チーム
ふだんは各連盟単位に活動し、それぞれ春季、夏季、秋季大会を行います。秋季大会を勝ち抜いたチームは、翌春の全国選抜大会へ、夏季大会を勝ち抜いたチームは、8月に明治神宮球場などで開催される日本選手権大会へ出場することができます。
また、国際大会にも積極的に参加しています。まずはIBAF(国際野球連盟)が主催する「AA世界ユース選手権大会」への出場。これは中学生世代のオリンピックとも言われる権威ある大会で、第1回大会から毎年、リトルシニア日本代表選手を派遣していました。
2009年以降、現在は日本中学硬式野球7団体から選手を選抜して参加しています。前回リトルシニアから6名の選手が派遣されています。その他、CABA全米選手権大会(米国)、日台対抗国際野球大会などにも選抜チームを派遣しています。